副鼻腔炎にはアレルギー性もあります。
好酸球性副鼻腔炎の除外診断のため、アレルギー性副鼻腔炎の除外も必要です。
花粉症、蕁麻疹がたまに出る。
宮城県かくたこども&アレルギークリニック角田院長先生
東大阪大震災で被災地のアレルギー対策で活躍。
子供の頃からアレルギーがなかった。
ところがある日、近所のスーパーへ向かった時、突然くしゃみと鼻水。
それより時々出るようになった。
1ヵ月後、レストランでイタリアンでランチ。
全身に蕁麻疹。
かかりつけ病院に行く。
薬は飲んでいない。
医師は食べ物アレルギーを疑い、血液検査でアレルギー反応を調べた。
一週間後、血液検査の結果はエビや小麦アレルギーではなかった。
蕁麻疹が出た食べ物を控えた。
3ヵ月後には気にせず食べるようになった。
蕁麻疹は現れない。
ある休日、友人とランチバイキング。
夕方、最寄の駅で階段を駆け上りホームへ。
突然の激しい動悸と息苦しさ、呼吸ができない。
再び全身に蕁麻疹がでた。
アレルギーの専門医の病院を紹介された。
宮城県かくたこども&アレルギークリニック角田院長先生。
生活習慣病を聞いた、9枚200問の徹底問診システム。
睡眠不足でアレルギーのある食べ物を食べ、その後運動することで起こるものではないか。
運動が引き金になる可能性がある食べ物は、
小麦、マグロ、エビ、卵、牛乳、ナッツ、りんご、オレンジ
最初に蕁麻疹が出たときの食べたもの。
カルボナーラ 小麦卵牛乳
シーフードサラダ エビタコ
最初と2回目で共通している食べ物
小麦 エビ 卵 牛乳
前回の血液検査、すべて陰性。
昔はパン食中心だったがご飯に変えた。
グリアジンという物質を摂取したその後の運動でアレルギーが発症する。
小麦に含まれるたんぱく質の成分。
最初の血液検査でアレルギー反応無しと言われたはず。
アルブミン・グロブミン
通常の「小麦」血液検査測定可能
グルテン(グリアジン・グルテニン)
通常の「小麦」血液検査測定不可
通常の検査ではチェックできない、アレルギーの検査項目、ω-5グリアジンで見つけた。
この検査項目が一般的な病院でできるようになったのはわずか2年前、それまでは一般の病院ではわからなかった。
アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎の診断に際して、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkotokeibu/127/1/127_46/_pdf/-char/en
アレルギー疾患の除外の為、食物アレルギーの診断として保険適応を認められているようです。