風邪と肺炎の違い、カビ原因なら引越し、窓や加湿器
炎症が起こる場所、鼻から声帯なら風邪、声帯から肺全体が肺炎。
※気管支だけに炎症が留まっていることを気管支炎という。
ウイルス 細菌 原因 風邪など 肺炎など 大きさ 小さい 大きい 抗生物質 効かない 効く
肺炎の原因になる菌は100種類以上もある。
冬の身近なものが原因、咳、たん、息切れが2ヶ月続き、病院に行くと側入院。
引越ししないと退院させないと言われて入院中に家を探した。
家の中に潜む冬ならではの危険はカビ。
家に戻れば再発する可能性があったので引越しが条件だった。
国立病院機構相模原病院臨床研究センター部長 谷口正実先生
カビは毒素や蛋白を破壊する物質をもっていて、ホコリやダニ、花粉よりも肺の奥を破壊しやすいアレルギー反応を起こしやすい物質。
かぶれる現象が肺に起こる。
気管支や肺におきて、真っ赤に腫れる状態。
カビなどの異物を大量に吸い込むとその刺激で炎症が起きる。
発熱や咳、息切れなどの症状が現れ肺の組織を破壊してしまう。
これがアレルギーで起こる肺炎。
カビは見えないものだから困る。
カビはホコリと一緒にカビという姿が見える。
ホコリ=カビだと思っていい。
カビの胞子は表面に細かい凹凸がありホコリに付着しやすい。
ホコリや常に舞っている。
呼吸するだけで常にホコリをすっている。
冬は静電気でカビが付着しやすい環境が整っている。
カビの量、カビの種類、人体への危険度で判定
壁と密着していると換気ができず湿度がたかくなりカビが生えやすい環境になる。
カビは少なめだが生活空間にあるから油断は禁物
掃除フィルターの交換月1回 中の水タンクは掃除しない
乾燥を防ぎ風対策 掃除を怠ると 噴出し口にはカビ
カビを撒き散らしている可能性も有る。危険度は高い。
カビの大好物は水分。
窓は結露。ホコリが結露に付き水分を元に増殖。
ガラスやサッシのカビが増殖していた。
水が乾燥すると安全に見えるが、水がなくなってもそこで行き続けている。
カビは掃除するまで生き続け、結露がある限り増え続ける。
カーテンの開閉でカビの胞子が飛ぶ。
カーテンの湿気でカビが増殖。
気密性の高い生活環境は湿度が高く、換気が悪いためカビによる疾患は増加している。
症状が気がつきにくく、重症化し呼吸不全や肺の破壊に至ることも、
1年中カビは発生しているため冬だから危険というわけではない。
お風呂のカビはシャワーなどでカビが舞いやすいが潜在時間は短いため危険度は低い。
中高年を襲う一度かかったら治りにくい病気。
40度近い熱と一晩中続く咳や痰、9ヶ月も続く。咳で食べれないため体力低下。
病院では気管支炎と診断され、薬を飲んでも治らない。
肺MAC症と診断、年間6000人が新たにかかっている。
中高年に多く、原因は不明。
MAC菌が感染し肺に居座って炎症を起こし慢性の気道感染症が起こる。
MAC菌は結核菌と似ている、肺について組織を破壊。
咳、息切れ発熱、血痰など。
CTでは結核と同じような空洞が出来ているのが特徴。
重症化すると血を吐いたり呼吸不全も。
結核と違い完治が難しい。
治療法は抗生物質の服用や手術など日常生活が元気に遅れるようになる場合が多い。
MAC菌自体は弱い菌ですが、プールや噴水、水や土など様々な場所に存在する。
人から人への感染はしない。
隔離の必要はない、外来で十分。
感染しないようにするのは抵抗力を高めることが重要。
突然呼吸ができなくなる恐怖の肺炎。
白血球の一つ好酸球、有害物質を攻撃する働きがある。
ある要因が重なるとアレルギー反応を起こす。
8年禁煙して、最喫煙して肺炎になった。
喫煙開始から1〜3週間で発症することが多い。
非常に疲れている睡眠不足に起こる健康な方の免疫力が低下。
タバコ、粉塵、カビ、防虫スプレー、花火の煙、寄生虫でなりやすい。
予防には免疫力アップが大事。
冬場は乾いた咳が長く続く百日咳という病気も。
世界的に大人の羅漢が流行。
以前のような吼えるような激しい咳や高熱などの症状はない。
乾いた咳が2週間以上続く場合は病院へ。